Pythonのfor文やwhile文は、プログラミングにおいて繰り返し処理を行うための重要な構造です。
この記事では、これらのループ文を使用して複数条件でループをさせる方法について解説します。
条件を組み合わせて柔軟なプログラムを構築することができるので、ぜひマスターしてください。
for文で変数を2つ指定しループさせる
for文を使用して複数条件でループを行う際、
例として2つのリストから対応する要素を同時に取得し、条件を満たす場合に処理を行います。
# 2つのリストから対応する要素を同時に取得してループ numbers = [1, 2, 3, 4, 5] letters = ['a', 'b', 'c', 'd', 'e'] for num, letter in zip(numbers, letters): # 条件が成り立つ場合の処理 if num > 2 and letter != 'c': print(f'Number: {num}, Letter: {letter}')
この例では、numが2より大きくかつletterが’c’でない場合に処理が実行されます。
while文で複数条件でループさせる
while文では、複数の条件でループさせることができます。
以下は例として、2つの変数が同じでない限りループし、その後の条件によって終了するプログラムです。
# 2つの変数が同じでない限りループ counter = 0 limit = 5 while counter < limit and counter != 3: # ループ処理 print(f'Counter: {counter}') # カウンターを増やす counter += 1
この例では、counterが3になるとループが終了します。
andを使用して2つの条件を同時に満たすようにしています。
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まとめ
Pythonのfor文やwhile文を使用して複数条件でループを行うことは、プログラムの柔軟性を向上させる上で重要です。
zip関数を利用すればfor文で、
while文では条件を適切に設定することで、複雑な条件下でも効率的な繰り返し処理が可能です。
ぜひ様々なケースでこれらの方法を活用してみてください。