Pythonにおいて、for文やwhile文を利用して処理を行う際、
初回や最終回だけ特別な処理を行いたいことがあります。
この記事では、初回や最終回に特定の処理を実行する方法について解説します。
for文で最初だけ最後だけ処理する
初回の処理
for文を使用して初回の処理を行うには、enumerate関数を組み合わせます。
以下がその例です。
my_list = [1, 2, 3, 4, 5] for index, value in enumerate(my_list): if index == 0: # 初回の処理 print(f"初回の処理: {value}") else: print(value)
このコードでは、enumerate関数を使ってリストの各要素とそのインデックスを取得し、
indexが0の場合に初回の処理を行います。
最終回の処理
最終回の処理を行うには、enumerate関数を使った上で、for文の後に別途処理を行います。
my_list = [1, 2, 3, 4, 5] for index, value in enumerate(my_list): print(value) if index == len(my_list) - 1: # 最終回の処理 print("最終回の処理を実行")
このコードでは、indexがlen(my_list) – 1(最終インデックス)と一致した場合に
最終回の処理を行います。
while文で初回や終わりだけ処理する
初回の処理
while文を使って初回の処理を行うには、フラグ変数を使います。
以下がその例です。
count = 0 max_count = 5 while count < max_count: if count == 0: # 初回の処理 print("初回の処理") print(f"処理中: {count}") count += 1
このコードでは、countが0の場合に初回の処理を行います。
最終回の処理
最終回の処理も同様に、フラグ変数を使います。
count = 0 max_count = 5 while count < max_count: print(f"処理中: {count}") if count == max_count - 1: # 最終回の処理 print("最終回の処理を実行") count += 1
このコードでは、countがmax_count – 1(最終回)の場合に最終回の処理を行います。
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まとめ
for文やwhile文を使った際に初回や最終回に特定の処理を行いたい場合、
enumerate関数やフラグ変数を活用することで、簡潔かつ効果的にコードを記述できます。
これにより、コードの可読性が向上し、初心者でも理解しやすいプログラムが作成できます。