Pythonにおいて文字列の結合や改行の扱いはプログラミングにおいて基本的な操作です。
この記事ではPythonで文字列結合時に改行を入れて結合する方法と文字列の改行コードから分割する方法について解説します。
文字列結合時の改行で連結する
文字列結合時に改行を入れる場合通常は改行文字 \n を結合する文字列に追加します。
以下はその例です。
# 文字列結合時に改行を入れる例
string1 = "Python"
string2 = "入門"
# 文字列結合
result = string1 + "\n" + string2
# 結果を表示
print(result)
この方法以外にも、join()メソッドを使用することもできます。
join()メソッドは指定された文字列で複数の文字列を結合する際に使います。
以下はその例です。
# joinメソッドを使用した例
strings = ["Python", "入門"]
# 文字列結合
result = "\n".join(strings)
# 結果を表示
print(result)
このコードではstringsリストの各要素を改行で結合しています。
文字列を改行コードから分割する
逆に文字列中の改行コードから分割する場合は、splitlines()メソッドを使用します。
# 文字列の改行コードから分割する例
multiline_string = "Python\n入門\nプログラミング"
# 文字列を改行で分割
lines = multiline_string.splitlines()
# 分割された結果を表示
for line in lines:
print(line)
このコードではmultiline_stringに含まれる改行で文字列を分割し各行を表示しています。
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まとめ
Pythonにおいて文字列の結合や改行の扱いは基本中の基本です。
改行を結合する場合は\nを使用するかjoin()メソッドを活用しましょう。
改行で文字列を分割する場合はsplitlines()メソッドを使用します。
これらの基本的な操作を覚え慣れておくことでより複雑な文字列の操作にも対応できるようになります。