VB.netにおいて文字列を切り出す方法としてよく知られているのがSubstringメソッドですが
同様の機能を持つ他の関数も存在します。
この記事ではMid、Left、Right関数を使用して文字列を切り出す方法について解説します。
Mid関数の基本的な使い方
Mid関数は文字列の一部を指定した位置から切り出します。
以下は基本的な使用例です。
Dim originalString As String = "Hello, World!"
Dim subString As String = Mid(originalString, 7, 5) ' "World"
この例では、originalStringの7番目の位置から5文字分の部分文字列を取得しています。
Left関数とRight関数の基本的な使い方
Left関数は文字列の左側から指定した文字数分の部分文字列を取得し、Right関数は文字列の右側から指定した文字数分の部分文字列を取得します。
Dim originalString As String = "Hello, World!"
Dim leftSubstring As String = Left(originalString, 5) ' "Hello"
Dim rightSubstring As String = Right(originalString, 6) ' "World!"
この例では、Left関数で左から5文字分、Right関数で右から6文字分の部分文字列を取得しています。
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まとめ
VB.netにおいてMid、Left、Right関数は文字列を切り出すための便利な方法です。
これらの関数は、Substringメソッドと同様の機能を提供しますが使用する際には適切な関数を選択しプログラムの要件に合わせて利用することが重要です。