[C言語]縦棒や&はビット演算子!if文でのorやandの書き方や意味について

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C言語において、ビット演算子は強力なツールとなります。

この記事では、主にif文とビット演算子を組み合わせた条件分岐や論理演算に焦点を当て、

初心者でも理解しやすいように具体的な例を交えながら解説します。

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縦棒や&はビット演算子

C言語を扱う上で見かける(|)や(&)はビット演算子と言われており、

AND演算子(&)、OR演算子(|)といいます。

ビット演算子はANDやOR以外にもあり以下のような種類があり、

論理演算や条件分岐によく使われます。

1.ビット AND (&)演算子

2つのビットが共に1の場合、結果のビットも1になります。それ以外の場合は0になります。

int result = num1 & num2;
2.ビット OR (|)演算子

2つのビットのいずれかが1であれば、結果のビットも1になります。両方が0の場合は0になります。

int result = num1 | num2;
3.ビット XOR (^)演算子

2つのビットが異なる場合に1になり、同じ場合は0になります。

int result = num1 ^ num2;
4.ビット NOT (~)演算子

ビットごとの反転を行います。0のビットは1に、1のビットは0に反転します。

int result = ~num;
5.左シフト (<<)演算子

ビットを左に指定された数だけシフトします。右側には0が追加されます。

int result = num << 2;
6.右シフト (>>)演算子

ビットを右に指定された数だけシフトします。左側には元々のビットの値が追加されます。

int result = num >> 1;
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ビット演算子を使った条件分岐

ビット演算子を利用して条件分岐を行うことで、

特定のビットがセットされているかどうかなどを判定できます。

以下は、&演算子を使用して偶数か奇数かを判定する例です。

#include 

int main() {
    int num = 10;

    if (num & 1) {
        printf("numは奇数です\n");
    } else {
        printf("numは偶数です\n");
    }

   //出力結果:numは偶数です

    return 0;
}

&演算子はビットごとの論理積を計算し、結果が1なら奇数、0なら偶数となります。

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論理演算子を使った条件組み合わせ

ビット演算子と論理演算子を組み合わせて、複雑な条件を表現することができます。

以下は、&&(論理積)および||(論理和)を使用した例です。

#include 

int main() {
    int num1 = 5;
    int num2 = 10;

    if (num1 > 0 && num2 > 0) {
        printf("num1とnum2はどちらも正の数です\n");
    } else if (num1 > 0 || num2 > 0) {
        printf("num1かnum2のどちらかが正の数です\n");
    } else {
        printf("num1とnum2はどちらも負の数かゼロです\n");
    }
  
  //出力結果:num1とnum2はどちらも正の数です
    return 0;
}

この例では、&&や||を使用して複数の条件を組み合わせています。

これにより、異なる条件に基づいて分岐する柔軟性が得られます。

まとめ

まとめ

C言語において、if文とビット演算子、論理演算子を組み合わせることで、

様々な条件に対応した条件分岐が可能となります。

ビット演算子を利用することで、特定のフラグやビットの状態を素早く判定でき、

効率的なプログラムを作成できます。

しっかりと基本を理解し、複雑な条件分岐も柔軟に対応できるようにしてください。

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