C言語において文字列を効果的に操作する方法は非常に重要です。
この記事では文字列を前から・後ろから切り出す方法について解説します。
初心者の方にも理解しやすいように基本的な手法を取り上げます。
後ろから文字列を切り出し
文字列を前から切り出す際によく使われる関数として、strncpy関数があります。
以下はその例です。
#include <stdio.h>
#include <string.h>
int main() {
char source[] = "Hello, World!";
char destination[20]; // 切り出した文字列を格納する配列
// 文字列を前から切り出す
strncpy(destination, source, 5);
// 切り出した文字列を表示
printf("切り出した部分:%s\n", destination);
return 0;
}
このプログラムでは、strncpy関数を使ってsourceの最初の5文字をdestinationにコピーしています。
前から文字列を切り出し
文字列を後ろから切り出すには、strncpyを組み合わせて使用します。
以下はその例です。
#include <stdio.h>
#include <string.h>
int main() {
char source[] = "Hello, World!";
char destination[20]; // 切り出した文字列を格納する配列
// 文字列を後ろから切り出す
strncpy(destination, source + strlen(source) - 5, 5);
// 切り出した文字列を表示
printf("切り出した部分:%s\n", destination);
return 0;
}
このプログラムでは、sourceの後ろから5文字をdestinationにコピーしています。
ガマくん
文字数での切り出し方について以下記事で詳しく紹介してるよ
[C言語]文字列を文字数で切り出し!strncpy・substr・strtokについて
C言語では文字列から特定の部分を切り出す方法がいくつかあります。この記事ではその中でも代表的な手法であるstrncpyやsubstr、strtokを利用した方法について解説します。初心者の方でも理解しやすいように簡潔に説明します。
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まとめ
文字列を前から・後ろから切り出す方法として、strncpy関数を使用する例を紹介しました。
これらの基本的な操作は実際のプログラミングで頻繁に使用されます。
是非、コードを書きながら理解を深めてみてください。