C言語を学ぶ上で基本的な概念として覚えておきたいのがループ処理です。
この記事ではwhile文やfor文を使用して九九の表をコンソールで出力する方法について解説します。
基本的な概念を理解しながら進めるので初心者の方にもわかりやすい内容となっています。
while文で九九の表示
#include
int main() {
// 変数の宣言
int i = 1, j;
// 外側のwhileループ: 1から9までの段を処理
while (i <= 9) {
// 内側のwhileループ: 各段の掛け算を処理
j = 1;
while (j <= 9) {
// 掛け算の結果を表示
printf("%d × %d = %d\n", i, j, i * j);
// 列のインクリメント
j++;
}
// 次の段へ移動
i++;
}
return 0;
}
このプログラムでは外側のwhileループで1から9までの段を処理し
内側のwhileループで各段の掛け算を行っています。
結果をprintf関数を用いて表示しています。
for文で九九の表示
それではC言語を使用して九九の表をコンソールで出力する方法を見ていきましょう。
以下がサンプルコードです。
#include <stdio.h>
int main() {
// 九九の表を出力
for (int i = 1; i <= 9; i++) {
for (int j = 1; j <= 9; j++) {
printf("%3d ", i * j);
}
printf("\n");
}
return 0;
}
このコードでは二重のfor文を使用して1から9までの数字を順番に掛け算しています。
各計算結果をprintf関数を用いてコンソールに表示しています。
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まとめ
この記事ではC言語を使用して九九の表をコンソールで出力する方法について解説しました。
基本的な概念であるwhile文やfor文を使用して簡潔かつ効果的にプログラムを記述することができます。
是非、実際にコードを書きながら理解を深めてみてください。