C#プログラミングにおいて、数値を特定の桁数でフォーマットする方法は様々です。
この記事では、C#のString.Formatメソッドを使用して数値の桁数を指定する方法に焦点を当てつつ、
複数の書式による例文を紹介します。初心者の方でも分かりやすく解説します。
数値の桁数を指定してそろえる方法
以下は、String.Formatメソッドを使用して数値の桁数を指定する基本的なコード例です。この例ではゼロ埋めを行っています。
int number = 123;
int desiredDigits = 5;
string formattedNumber = String.Format($"{{0:D{desiredDigits}}}", number);
//結果:00123
ゼロ埋めを行わない場合
ゼロ埋めを行わない場合は、,を使用して桁数を指定します。
int number = 123;
int desiredDigits = 5;
string formattedNumber = String.Format($"{{0,{desiredDigits}}}", number);
//結果: 123
小数点以下の桁数も指定する場合
小数点以下の桁数も指定する場合は、以下のように書きます。
double decimalNumber = 123.456;
int desiredIntegerDigits = 5;
int desiredDecimalDigits = 2;
string formattedDecimalNumber = String.Format($"{{0,{desiredIntegerDigits}}}.{{0:F{desiredDecimalDigits}}}", decimalNumber);
//結果:00123.46
この例では整数部分と小数部分の桁数をそれぞれ指定しています。
左寄せする場合
左寄せする場合は、-を使用します。
int number = 123;
int desiredDigits = 5;
string formattedNumber = String.Format($"{{0,-{desiredDigits}}}", number);
//結果:123
注意点
- {0:D}は整数部分を表し、{0:F}は小数部分を表します。
- 指定した桁数よりも元の数値が大きい場合、桁数は増えません。
- 指定した桁数よりも元の数値が小さい場合、指定した方法で埋められます。
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まとめ
C#のString.Formatメソッドを利用して数値の桁数を指定する方法について複数の書式を紹介しました。
ゼロ埋めや左寄せなど、適切な書式を選んでプログラムに取り入れてみてください。
これにより、柔軟かつ効果的に数値をフォーマットできます。