C#において、文字列内の空白(全角半角の空白)や改行を効率的に削除する方法について解説します。
主に Trim、TrimStart、TrimEnd、Replaceメソッドを利用して、
簡潔で効果的な文字列の整形を行います。
Trimで文字列の改行と全角半角空白を削除
Trimメソッドは、文字列の先頭および末尾にある空白および改行を削除します。
使い方としては、文字列全体から不要な空白や改行を一括で取り除く場合に利用します。
以下のサンプルコードでは、Trimメソッドを使用しています。
using System;
class Program
{
static void Main()
{
string originalString = " こんにちは、\n 世界! ";
// Trimメソッドを使用して空白と改行を削除
string trimmedString = originalString.Trim();
Console.WriteLine($"Original String: \"{originalString}\"");
Console.WriteLine($"Trimmed String: \"{trimmedString}\"");
}
}
この例では、originalStringに格納された文字列から先頭および末尾の空白と改行を取り除き、
trimmedStringにその結果を格納しています。
Replaceで文字列中の改行と空白を置換削除
Replaceメソッドを使用して、文字列内の空白と改行を削除することも可能です。
これを利用する場合は、具体的に置換したい文字を指定して取り除きます。
以下のサンプルコードでは、Replaceメソッドを使用しています。
using System;
class Program
{
static void Main()
{
string originalString = " こんにちは、\n 世界! ";
// Replaceメソッドを使用して空白と改行を削除
string replacedString = originalString.Replace(" ", "").Replace("\n", "");
Console.WriteLine($"Original String: \"{originalString}\"");
Console.WriteLine($"Replaced String: \"{replacedString}\"");
}
}
この例では、originalStringに格納された文字列から空白と改行を取り除き、
replacedStringにその結果を格納しています。
先頭末尾の改行や空白の削除方法
TrimStartメソッドは文字列の先頭から指定された文字を削除し、
TrimEndメソッドは末尾から指定された文字を削除します。
これを利用する場合は、先頭や末尾の空白や改行だけを取り除く場合に役立ちます。
以下のサンプルコードではこれらのメソッドを利用しています。
using System;
class Program
{
static void Main()
{
string originalString = " こんにちは、\n 世界! ";
// TrimStartとTrimEndメソッドを使用して空白と改行を削除
string trimmedString = originalString.TrimStart().TrimEnd();
Console.WriteLine($"Original String: \"{originalString}\"");
Console.WriteLine($"Trimmed String: \"{trimmedString}\"");
}
}
この例では、originalStringに格納された文字列から先頭および末尾の空白と改行を取り除き、
trimmedStringにその結果を格納しています。
まとめ
この記事では、C#で文字列内の空白および改行を効率的に削除する方法について
Trim、TrimStart、TrimEnd、および Replaceメソッドを使用して解説しました。
これらのメソッドを活用して、簡単に文字列の整形を行うことができます。
-
- Trim: 文字列全体から先頭および末尾の空白や改行を取り除く際に使用。
- Replace: 特定の文字を指定して置換することで、細かい制御が可能。
- TrimStartおよび TrimEnd: 先頭や末尾の空白や改行だけを取り除く場合に利用。