C#言語において、foreach文はコレクションや配列の要素を順番に取り出す際に便利な構文です。
この記事では、foreach文をラムダ式と組み合わせて使用する方法に焦点を当て、
if文やbreak文などを含む複数行条件を書く方法を解説します。
ラムダ式でのforeachの利用
foreach文をラムダ式と組み合わせて使用することで、より簡潔で効率的なコードを書くことができます。
collection.ForEach(item => {
// 要素に対する処理
});
if文を含む複数行条件の書き方
foreach文内でif文を使用して、特定の条件に合致する場合だけ処理を行いたい場合、
ラムダ式を使って以下のように書くことができます。
collection.ForEach(item => {
if (item条件) {
// 条件に合致する場合の処理
}
});
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break文を含む複数行条件の書き方
foreach文内でbreak文を使用して、ある条件が満たされたら繰り返し処理を終了したい場合も、
ラムダ式を利用して次のように書くことができます。
collection.ForEach(item => {
if (item条件) {
// 条件に合致する場合の処理
break;
}
});
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ForEachを利用した実例文
実際の例として、整数型の配列から偶数を検索し、
最初に見つかった偶数を出力するコードを考えてみましょう。
int[] numbers = { 1, 3, 5, 6, 8, 9 };
numbers.ForEach(item => {
if (item % 2 == 0) {
Console.WriteLine($"最初に見つかった偶数は: {item}");
break;
}
});
このコードはnumbers配列を順番に走査し、最初に見つかった偶数を出力します。
まとめ
この記事では、C#のforeach文をラムダ式と組み合わせて使う方法に焦点を当て
if文やbreak文を含む複数行条件の書き方を解説しました。
これらの手法を理解することで、より柔軟で効果的な繰り返し処理を実現できます。
ぜひこれらのテクニックを活かして、効率的なプログラミングに役立ててみてください。