VB.netのFor文は指定された回数だけ処理を繰り返すための制御構造です。
通常、For文は指定された範囲内で前から順番に処理を行いますが後ろから順番に処理する方法もあります。
本記事ではその方法について紹介します。
後ろから順番に処理する方法
後ろから順番に処理するにはFor文を逆順で回すことができます。
以下のサンプルコードでは10から1までの数値を後ろから順番に処理しています。
For i As Integer = 10 To 1 Step -1
' 後ろから順番に処理するコード
Console.WriteLine(i)
Next
このコードでは、Step -1を使用してiを1ずつ減少させながら10から1までの数値を後ろから順番に表示しています。
Stepキーワードは変数の増減の値を指定します。
まとめ
VB.netのFor文を逆順で回すことで後ろから順番に処理することができます。
この方法を使用することで配列やコレクションなどの要素を逆順に取得して処理することが可能です。
是非、お試しいただきプログラミングの幅を広げてみてください。