C#において条件分岐はプログラムの中で特定の条件に基づいて処理を分けるための重要な要素です。
この記事ではif文を使った条件分岐において、
複数条件を指定する方法や括弧を省略した書き方について解説します。
if文でandやorを利用し複数条件指定する
AND条件(&&を利用)
C#において複数の条件をANDで結合するには、&&(AND演算子)を利用します。
以下は基本的な書き方です。
if (条件1 && 条件2) { // 条件1と条件2が両方満たされた場合の処理 }
OR条件(||を利用)
OR条件では、||(OR演算子)を使用します。以下が基本の書き方です。
if (条件1 || 条件2) { // 条件1または条件2のどちらかが満たされた場合の処理 }
これらの方法を組み合わせることで複雑な条件分岐を実現できます。
1行にまとめる省略したIF文の書き方
C#では1行でIF文を省略して書くことができます。これを三項演算子と呼びます。
三項演算子
三項演算子の書き方は以下の通りです。
int x = 5;
string result = (x > 0) ? "Positive" : "Non-positive";
この例では変数xが0より大きければ”Positive”そうでなければ”Non-positive”がresultに代入されます。
中括弧を省略したIF文の書き方
C#のif文では条件式が単純な場合、括弧を省略して書くことができます。
int temperature = 28;
if (temperature > 25) Console.WriteLine("暑い日です!");
else Console.WriteLine("涼しい日です。");
ただし、この書き方は一行でreturnできる処理に限るので複数行の処理がある場合は括弧が必要です。
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まとめ
C#においてif文は複数の条件を指定して柔軟な分岐を行うための重要な構文です。
&&演算子を使った複数条件指定や、else文、括弧の省略などを駆使して、コードを簡潔かつ効果的に記述することができます。
これらの要素を組み合わせ柔軟で分かりやすいコードを書く練習をしてみましょう。