C#において文字列の数字を大文字や小文字に変換する方法は重要なスキルです。
この記事ではその基本的な手法について解説します。
コードの理解に不安を感じることなくスムーズに実践に移せるように心がけましょう。
文字列の数字のみ大文字小文字変換する
もし文字列に数字以外の文字が混ざっている場合でも、数字のみを変換したい場合があります。
その際には、char.IsDigitメソッドを利用して以下のように実装できます。
string mixedString = "AbC123DeF";
string result = "";
foreach (char c in mixedString)
{
if (char.IsDigit(c))
{
result += char.ToUpper(c);
}
else
{
result += char.ToLower(c);
}
}
Console.WriteLine(result);
このコードでは、mixedString
内の各文字に対して、char.IsDigit
メソッドで数字かどうかを判定し、
数字であればchar.ToUpper
メソッドを用いて大文字に変換し、それ以外の文字はchar.ToLower
メソッドを用いて小文字に変換しています。
最終的な結果として、文字列内の数字だけが大文字に変換された文字列が得られます。
文字列をToUpperメゾットで大文字変換
文字列の大文字への変換は、ToUpper()メソッドを使用します。以下に、具体的な例を示します。
string originalString = "123abc";
string uppercaseString = originalString.ToUpper();
//結果:123ABC
上記のコードでは、originalStringの中身が”123abc”である場合、ToUpper()メソッドにより文字列が”123ABC”に変換されます。
このように、メソッドを呼び出すだけで簡単に大文字に変換できます。
文字列をToLowerメゾットで小文字変換
一方で、文字列を小文字に変換するにはToLower()メソッドを使用します。以下がその例です。
string originalString = "XYZ123";
string lowercaseString = originalString.ToLower();
//結果:xyz123
このコードでは、originalStringが”XYZ123″の場合、ToLower()メソッドにより文字列が”xyz123″に変換されます。
シンプルでわかりやすいですね。
まとめ
C#における文字列の数字の大文字小文字変換は、ToUpper()およびToLower()メソッドを利用することで簡単に行えます。
また、数字のみを抽出する場合にはchar.IsDigitメソッドが便利です。
これらの基本的なテクニックを覚えておくことで、文字列操作においてスムーズに作業できるようになります。
初学者の方も、ぜひ実際にコードを書きながら理解を深めてみてください。