ディズニー作品といったら白人の女性が多く登場していますよね^^
「白人で綺麗なブロンドヘアとぱっちりした目で小さな口…」
ラプンツェルやアナと雪の女王が印象的ですが、エマ・ワトソンが綺麗すぎます…笑
ディズニー作品はその頃の時代背景や童話を取り入れながら、見る人を楽しませてくれる作品が多く、大人や子供からも人気の作品。
今回はディズニー作品の美女と野獣の黒人キャストが多い理由について紹介していきたいと思います。
【実写】美女と野獣で黒人が多い理由は?
実写版の美女と野獣で黒人キャストが多く登場していることに、違和感を感じた方も多いのではないでしょうか?
黒人が多く登場する理由として2つの理由があげられます。
・美女と野獣が描かれた時代背景
・ディズニー作品の変化
今回はこの2つの点に注目して紹介していきたいと思います。
美女と野獣が描かれた時代背景や設定について
美女と野獣は約280年前のフランスが舞台の物語です。
原作本は1740年に出版されており、15~18世紀をイメージしてヴィルヌープ夫人が描いた作品。
その後、1946年にジャン・コクトー監督によって実写化されたのが映画作品の始まりです。
1700年代のフランスはもちろん白人主義の国で、黒人は人種差別されていました。
3人に1人が黒人と言われており、主に奴隷売買を盛んに行われていたそうです。
しかし、一方で貴族として生活していた黒人もいるといわれていおり、
その時代の象徴として映画化されたのは、2014年に公開された映画【ベル~ある伯爵令嬢の恋~】という作品です。
#ベルある伯爵令嬢の恋
面白い。
画像は2007年に一般公開された18世紀の肖像画。当時黒人が白人より高い位置に描かれることなどあり得ない。
この謎の絵画に描かれた黒人女性ベルの数奇な半生と、英奴隷貿易廃止に繋がるゾング号事件を題材としてるのがこの映画。
テンポも良く観やすい。 pic.twitter.com/vEiZpmmG1B— フクイヒロシ (@fukui164) May 4, 2017
1700年代の海軍の白人男性と奴隷である黒人女性が恋に落ち、
奴隷としてではなく1人の女性として生涯を過ごした実話が映画化されています。
なので、美女と野獣に貴族として黒人が登場している事に違和感を感じる方も多いのかと思いますが、
実際にあってもおかしくない物語の設定なのではないでしょうか。
ディズニーの変化について
さて、今回のアニメ化中止の件はもとより、出版停止も妥当とする人々は今後一切ディズニー作品を視聴しないことを推奨しますね
あのウォルト・ディズニーは生涯白人優位思想に基づく人種差別容認論者でしたし pic.twitter.com/6Fvvnbg5Ak— 武蔵浦 (@NachtHafen2600) June 7, 2018
それにしても貴族の黒人がたくさん出てくる…(笑)
これにはディズニー側の表現が多く含まれているのではないかと思います。
ディズニーの創立者『ウォルト・ディズニー』は黒人や女性を差別していたといわれております。
会社の重要な仕事は白人男性にしか任せなかったそうで、黒人や女性は雑用として扱われていたといわれております。
現在でも黒人や女性の差別があると言われているので、
昔は相当ひどい扱われ方をされていたのではないでしょうか…
夢の国の原点になった人物なのでショックに思う部分もありますが、現在では黒人のヒロインも多く登場するようになり、
【プリンセス】や【モアナ】なども人気作品でしたよね。
そんなディズニーの黒人ヒロインについて深掘りしていきましょう。
黒人が登場するディズニー作品
引用:https://remblog.net
この画像を見ていただくと、 ディズニー作品の70%が白人ヒロインです。
そんな事よりこんなに作品があったのかと驚いてしまいましたが、多すぎますよね…笑
現在では黒人ヒロインも多く登場していますが、登場したのは1990年頃からになります。
ディズニ-が生まれたのは1923年ですので、約70年間もの白人女性や男性がヒロインとして登場してきました。
実はこの影響はかなり大きな物になったのではないかと思います。
本やアニメなど70年間もの「白人がヒロインという種」を子供の頃から植え付けられてきたのです。
冒頭でも紹介しましたが、
「白人で綺麗なブロンドヘアでぱっちりお目目で小さな口…」
ディズニーを通してこのような印象を子供の頃から植え付けられたのも”人種差別”の原因なのではないかと思います。
まとめ
◆美女と野獣の時代背景は1700年代のフランスが舞台となっており、当時は黒人が奴隷として差別を受けてきた時代です。
◆しかし、奴隷としてではなく貴族として生活する黒人もいたと言われており、
作中で黒人が登場するのは時代背景を忠実に演出したものだと考えます。
◆ディズニー作品の70%は白人がヒロインの作品ですが、1990年からは黒人のヒロインも多く登場しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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